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無痛分娩は失敗しなかったけど、会陰問題と後陣痛が・・・

子育て
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「無痛分娩にした」と言うと友達にいろいろ聞かれます。できれば痛くないのが良いし、実際の流れとか痛みとか、どんなものなのか気になる所ですよね。

一人目の時、無痛分娩にしたのに普通にめちゃくちゃ痛かったんです。涙
その経験をふまえ、次は絶対に失敗したくない!

結果的に無痛分娩をしっかり活用でき、とてもスムーズなお産となりました。が・・・
産後がこんなに辛いなんて・・・そんな二人目無痛分娩の記録です。

一人目は効かなかった・・・

上の子のお産も無痛分娩を希望したんですが・・・

「痛かったら麻酔を足すので教えてくださいね~」とは言われたものの、

「これは『痛い』って言っていい痛みなのか・・・?」と我慢していたら予想以上に早くお産が進行し、

まさかの麻酔が効く前にラストスパートへ突入。

・・・結局大事な所は全然「無痛」じゃなかったんです・・・涙
(関連記事:分娩室に入ってから30分。無痛分娩での一人目出産体験談)

なので、「二人目は成功したい・・・」と先生に相談。(前回は痛かったんで!という愚痴もはさみながら。笑)

二人目の無痛分娩

入院1時間後に麻酔

午前4時ごろ破水で始まった今回のお産。5時前に病院へ到着、そのまま入院。

助産師さんに

「今回は、少しでも痛かったら我慢しないでどんどん教えてくださいね。次こそ痛くないようにしましょう!」

と早々に声をかけてもらい、少し気が楽に。

陣痛の間隔もかなり狭くなり、
痛みも少しずつ強くなってきたのでナースコールして診てもらうと、

すでに子宮口5センチ!

「二人目だし進みも早そうだから、もう麻酔入れちゃいましょうかね~」とのことで処置室へ。

麻酔の注射について

背中に針を刺す、硬膜外麻酔という処置をしてもらいます。

前回は針の痛みよりも陣痛が重くて、ほとんど何も感じなかったけど、
今回は注射されてる感じがはっきりわかる!

「エビみたいに背中を丸めてね~」と言われるんですが、陣痛来てるとこれが結構難しい。
お腹も腰も痛いから、丸まった状態キープするのがなかなかの難易度。

なんとか無事麻酔を入れ、陣痛室に戻る。

麻酔を入れてからの陣痛は

「痛み」というよりも「圧迫感」程度におさまる。

最大の難問

その後痛みはほとんどなく、なんとなくお腹を押される圧迫感が続きました。一応アプリで陣痛の間隔を計測。

しばらくすると、「あ・・・これはもしや・・・」身に覚えのある感覚。
尾てい骨あたりをぐぅぅぅぅっっと押される感じ。うわ!着実に降りてきてるわこれ~!

いきみ逃しという戦いの幕開けです。

会話@いきみ逃し

わたし:先生、尾てい骨圧迫始まった感じがあります

ナース:わ!やっぱり早いですね~痛みは大丈夫ですか?

わたし:今のところ大丈夫ですけどそろそろ痛くなりそうです

ナース:じゃあ一応麻酔足しときましょうかね。いきみたい感じどうですか?

わたし:はい。そろそろいきみたくなりそうな予感です

ナース:じゃあもう一回内診しましょうね

そして内診してもらうと、なんともう子宮口全開大!!時刻は7時。

ナース:子宮口全開ですね。15分後に分娩台行きましょう!またお迎えにきます。
それまでに痛みを感じたら麻酔追加するのですぐ呼んでくださいね!

わたし:はい!

内診中、部屋の外にいた夫と息子が中へ戻り、15分後最終決戦開始の旨を伝える。

「えっ?!もう!?早くない?!」と夫。
うんうん。たしかに。私自身このスピード感に驚いている。

ちなみに、一緒に来ていた3歳の息子はタブレットで動画に夢中。
(早朝だったので静かにしていてもらうためにと、持って行って大正解。助かりました・・・)

この間、着々といきみたい感じが増してました。必死にいきまないように格闘。
前回同様、個人的にはこの「いきむの我慢しなきゃいけない時間」がやっぱり辛いなぁ~と思います。

いよいよ分娩台へ

7時台には産まれそうだね~^^とナースさんに言われていたので、
「本当にもうすぐ出てくるんだ・・・」とぼやーっと考える余裕もありました。

その後、わたしだけ先に分娩台へ。

足にビニールを付けたり、(分娩時の出血などがつかないようにするため)ナースさんがいろいろな最終準備。

そして夫と子供も入室したのが7時45分頃。

相変わらず痛みはほとんどなく、圧迫感だけ感じる程度。
「いきめなくなるんじゃないか」と心配していましたが、まったく問題なくいきむこともできました。

会話@分娩台

わたし:(必死でいきむ)

ナース:硬い便をだすように~そうそう!すごい上手にいきめてますね~

わたし:あ、ほんとですか?よかった~

ナース:もしかしたら次あたりで出てきちゃうかもね。だしたい?

わたし:だしたいですね。

ナース:了解。

別のナース:ちょっとこっち手伝える~?

ナース:ごめんね、ちょっとだけ離れます

わたし:は、はい

慌ただしくその場を離れるナース&不安になるわたし)

わたし:・・・いやぁ~それにしても前回のお産と全然違うわ。

夫:そっか~^^(ビデオカメラで撮影中)

わたし:全然痛くないし、しっかり進行を実感できてる(物思いにふける)

ナース:バタバタしちゃってごめんね~汗 大丈夫かな?

わたし:はい、何度か逃して乗り切りました

ナース:じゃあ次来たらね

そこに医師到着。今回は痛みどう~?我慢しないでいいんだよ~など状況を聞いてくれる。

そうして次に来た陣痛に合わせていきみ、ついに赤ちゃんの泣き声が!

医師&ナース:おめでとうございます~^^

わたし:ありがとうございます~!きゃーかわいいぃ~~涙

こうして、信じられないぐらいスムーズに、無事赤ちゃんが生まれてきてくれました。

そこからへその緒を夫が切ったり、体重測ったり、上の子は抱っこ星人と化したり・・・慌ただしくもこころ穏やかな時間がすぎていきました。

産後の闘い

その後もいろいろな処置を終え病室へ。

無痛分娩ってすごいなー。あんなに落ち着いてお産をじっくり体験できるなんて・・・
国の制度として無痛分娩採用したら少子化対策のひとつになるとおもうんだけどなー・・・

なんて考えていたりした昼間。

夫も子供も帰宅し、美味しい夜ごはんを食べて迎えた夜。

「あれ~、全身痛いぞ・・・」

「あれ~、陣痛みたいな痛みすごいぞ・・・」

「え、恥骨痛がひどすぎて寝返り打てない・・・」

・・・

出産は麻酔のおかげでほぼ痛みがなかったので、逆に麻酔が切れた後の痛みを強く感じ始めたようなのです。涙

1.会陰裂傷による傷口の痛み

文字にするとなんか恐ろしいな・・・

上の子の時もそうだったんですが、今回も出産時に裂けちゃったようで(;_;)
座っても痛い。寝てても痛いよー。そもそも裂けるとかまじで怖いですよね・・・。
会陰マッサージとかやっとけばちょっとはましだったのかなぁ??

そんなわけでトイレに行くのも怖いな~と思いつつ、痛み止めでもらったロキソニンを飲んで何とかしのぎました。

2.激しめの後陣痛

名前は聞いたことあったけど、後陣痛(あとじんつう)通称「あとばら」がとにかくきつかった!
助産師さんいわく、

「一人目より二人目、二人目より三人目と、どんどん痛みが強くなる」というあとばら。

普通に「え、これ陣痛でしょ?!」っていうくらいの痛みが襲ってきて、いてててて・・・とうずくまる事が何度もありました。涙

そして人体の神秘。授乳中に痛みがより増したりするんですよ~!!!
これは子宮収縮をおこすホルモンが関係してるそう。人間てすごいな。母ちゃんってすごいな。

【補足】後陣痛とは?

出産に向けて10ヶ月かけて大きくなった子宮。産後、元の大きさに戻ろうと収縮を繰り返す。

その収縮に伴う痛みが後陣痛の主な原因だそうです。

後陣痛が強い=順調に子宮が回復している証拠だそうで、

「痛いけど、産前の体に戻ってるんだ!とポジティブに考えて乗り切ろうね^^」と言われました。

この言葉はその後とても励みになったなぁ。助産師さんってホントにすごい。

痛みのピークは産後2~3日でその後は痛みは徐々に落ち着いていくよ~と言われましたがまさにその通り。

日を追うごとに痛みは落ち着いていきました。

ロキソニン飲んでたけど、あとばらには全然効かなかった気がする。不思議。

3.恥骨の激痛と左足上がらない

出産って、交通事故でいうと「全治1ヶ月」なんですって。

それを聞いて心底納得。もうとにかく体中が痛かったです。

特にひどかったのが「恥骨」。妊娠後期もずっと痛かったけど、
産まれたら治まるんだろうな~と思っていたのに。ひどくなってるじゃん!!涙

産後しばらく、とにかく痛くて寝返りも打てなくて本当に辛かった・・・

助産師さんのアドバイスで寝るときもトコちゃんベルトをずっとしてました。
少しは楽になるけどそれでも全然痛い~T_T

そして、特に左足が全然上げられない!痛くて上がらないんです。

パンツもズボンも履くのに一苦労。階段も満足にあがれない。
これはまじで怖かった。
このまま上がらなくなったらどうしよう・・・とか真剣に悩んでました。

(追記:産後3週間ぐらいからだいぶ上げられるようになりました!)

骨盤底筋が弱っているらしい

退院健診で先生に相談したら、骨盤底筋体操のプリントを渡されました。

骨盤底筋が緩みきってるから、無理のない程度に体操をして鍛えていくと良いそう。

ちなみに、トコちゃんベルトをしてると骨盤を固定して支えてくれるため、骨盤底筋は使われない身体の動きになるらしく・・・

産後しばらくはトコちゃんで骨盤を安定させて、
ある程度骨盤が安定してきたら本格的に体操をして鍛えるのが良いそうです。

番外編:産後の体重について

そんなわけであちこち痛くて打ちひしがれていた産後の入院生活。
ひとつ楽しみにしていたのが、「産後、一体どれだけ体重が減っているか」ということ。

出産前の最後の健診では、妊娠当初からプラス11キロでした。

産まれてきた赤ちゃんの体重は2900ちょいだったので、最低でもまぁ3キロぐらいは減ってるかな~♪♪なんて思っていたんですが・・・

退院健診の日。体重計に乗って驚愕。

・・・

えっ・・・

まったく同じ・・・????

・・・!!!!!

 

一切、1キロたりとも減っていなかったんです~涙。うそでしょ~~。涙

ある意味、最も恐ろしく、辛い出来事だったかもしれません。

まとめ

・無痛分娩はとてもスムーズで「産まれる瞬間」をしっかり体感できるすごい出産方法だった

・その反動か麻酔が切れた産後は後陣痛、会陰の傷口、恥骨など体中の痛みがふりかかってくる(個人差あり)

・体重は一切減ってなかった

ブログで体重公表して強制的に産後ダイエットに自分を追い込むか・・・切実に検討中です・・・。涙

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